御前湯から左に下って、次の湯「やよい湯」へ来ましたが、目の前で4,5人入ら
れました。観光協会さんで、やよい湯は3人入ればいっぱいになる程の狭さと聞い
ていたので、こりゃ無理だろうなーと、変更して、トライアングルの底辺をトコト
コ歩いて無料駐車場の目の前にある「さつき湯」さんへ。

一見、民家の様な佇まいの「さつき湯」さん。格子の戸をがらりと開けて、「こん
にちは」と受付のおばあちゃんに挨拶する。こちらも入浴券(300円)を発券機
で購入します。第一印象は地元の共同浴場の感じです。こんな感じの湯が好きです。

脱衣所では先客の方が一人、すでに上がられた様です。とりあえず、戸を開けて浴
室をのぞくと、そこにはこぢんまりとした4角形の湯船があります。思わず「おっ
ーー」と声を上げます。すると先客の男性が、「いいでしょう」と嬉しそうにおっ
しゃいます。たぶん常連の方なんでしょうね、誇りの湯と言った感じでした。湯に
入る前にこの方といろいろお話をしました。昔の有福は、とっても賑やかだったそ
うですが、今はとんとだめみたいです。一軒だけが予約もいっぱいで繁盛している
みたいな事もおっしゃっていました。

早速、独り占めの浴室へ。隅から源泉が注がれ、湯船の縁全体から、溢れています。
この光景がたまらないですね。浴槽のタイルは薄い水色、透きとおった湯がゆらい
で気持ちがいいです。

深さは、御前湯とほぼ同じで、へそ下10cmほどです。2.5m四方の湯船に浸
かりながら目を閉じます。ここも熱いですが、御前湯より少し低いかもしくは同じ
ぐらいかも。湯船の全周から湯が溢れるスタイルは好きです。なんとなく源泉掛け
流し感が増してきます。

飲泉してみましたが、やはり無味無臭ですね。小さな湯船ですので、これだけ投入
されれば、十分過ぎる程の新鮮湯。

誰もいらっいません。完全な独り占めで、久しぶりの足だしなどして楽しむ。ツル
ツル感はこちらの方が上かと思いましたが、よこりんによると同じぐらいだったと。

御前湯より低いかと思いながら入っていましたが、汗は同じようにどんどん出てき
ます。2湯目で、かなりぐったりしてしまいました。このぐったり感がなんとも言
えません。温泉はしごの醍醐味かも。

さてそろそろ上がらなきゃと。最近熱い湯の長時間はできなくなってきて、出たり
入ったりしながらの自分流で温泉を楽しんでいます。

湯上がりは、受付のクーラーの前の椅子に腰掛け、しばし汗が引くのを待ちます。
受付のおばあちゃんに聞いたら、こちらの湯元は御前湯で、上からひいてきている
そうです。流石に立て続けの、ガツン湯は利きます。もう1湯入る決心が揺らいで、
どうしようかと悩みながらしばしクーラーの前から離れられませんでした。
- 2011/08/27(土) 22:15:28|
- 巨木・神社・温泉・旅|
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コメント:2
御前湯からのさつき湯。これは汗とまりませんね!ここさつき湯の裏に、「ただ湯」という洗濯場のようなスポット(?)があり、温泉街の風情が増します。岡山の真賀温泉の階段入口左側付近のような感じです。
- 2011/09/01(木) 05:05:24 |
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- sattoru #-
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3湯あっても、それぞれの湯温とか調べていませんでしたので、休憩もせず続けて熱い湯に入ってしまいました。なので、この時点でぐったりでした。時間的に余裕がないので、少し焦ってしまいました。
ただ湯ですか、それは知りませんでしたね。真賀温泉のあの洗濯湯をご存じですか。なるほどあんな感じなんですね。
温泉街をぶらぶらできませんでした。3湯を結ぶ線をいったりきたりでしたね。
- 2011/09/01(木) 18:09:53 |
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- ひさごん #TUPMmKso
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