ひさごんはぐったりして、3湯目入浴の元気がなくなってしまいました。今回は2
湯で終える事としましたが、坂を上って駐車場まで行く気力もなくなって、元気な
よこりんが車を取りに行きました。その間やよい湯の向かい側で、焼失した空き地
をぼんやり見ながら待っていると、なんだかもう1湯入れそうな気がしてきました。
しかし今更また「入ろうよ」とも言えず、車に乗って初めの駐車場までやって来る
と、空きがあるのではないですか。「ちょっとそこで休憩してゆこうよ」・・とは
言いやすい。(笑
少し車で休憩していたら、すっかり元気になって、「入ろうか」の一言で、またまた
トライアングルの底辺をトコトコ歩いて、「やよい湯」さんへ。道路脇の小さな川の
横にあるのが「やよい湯」さん。入り口は、山側にあります。位置としては一番低い
所にありました。

こちらは、入ってすぐ受付、そこで直接300円の入浴料を払います。そして、階
段を10段下りてゆくと驚愕の脱衣所が待っていました。階段の一番下がそのまま
脱衣所、狭い所にロッカーが設置してあるので、さらに狭い。そしてロッカーの上
では香取線香が揺らいでいます。この写真は、脱衣所から、下りてきた階段を撮っ
たもの。左側がロッカーです。

早速ドアを開けて浴室へ。直ぐには見えず1m程回り込むと、ありました。なるほ
ど定員は3人か、芋の子なら6人いけるか。(笑

早速入ってみます。第一印象「ぬるい」。今までの2湯と比べるとかなり温め、と
言っても体感41℃ぐらい、適温です。深さは膝上10cm程なので、足を伸ばし
す事も可能。

階段を下りてきたので、横の川ぐらいの高さでしょうか。高い位置の窓が開けられ
ていて、涼しい風が時折吹き込んできます。この湯温なので、焦らずゆっくりと入
る事ができました。御前湯とさつき湯の熱さをやよい湯で冷ます、そんな感じです。
ちょっと前はいっぱいでしたのに、今は誰もいらっしゃらない。至福の時です。

半地下の様な構造ですので、頭上には明かり取りの窓があります。そこから差し込
む光で、湯面が反射しキラキラ輝いてます。

ブーンとまとわり付く蚊と戦いながら、ツルツルの湯を心行くまで楽しみました。
あれだけ、ぐったりしていた体もシャキとしてきました。

外にある椅子で涼みます。クーラーがなくても、風がとおり過ぎてゆくので、気持
ちがいいです。こちらの受付の方に聞いたら、源泉は湯船がある地下だそうです。
御前湯、さつき湯とは違いました。そう言う訳で湯温が違うんですね。ツルツルも
ここが一番だった様な気がします。
またトライアングルの底辺をトコトコあるいて駐車場まで。駐車場の前の落合商店
さんでイチゴミルク(300円)をいただきました。氷をいただいていると、温泉
の場所を訪ねられたので、いかにも常連の様な顔をして、かくかくしかじかと説明
をしたのです。(笑

有福温泉 外湯トライアングル巡り 無事完遂いたしました。
3湯巡りされる方は、どの順で入るか迷われると思いますが、やはり「やよい湯」
の混み具合を見ながら、入るのがいいと思います。
唯一心残りはお神楽、お祭りでの上演と言うまたと無い機会ですが、残念です。
- 2011/08/27(土) 22:50:06|
- 巨木・神社・温泉・旅|
-
トラックバック(-)|
-
コメント:2
「驚愕の脱衣場」ですよね!多くの方が訪れることを初めから全く想定してない感じが自分は好きです。よく冬場などにここを訪れると、受付の方が、「ここはぬるいですよ」とか、「ここは狭いけどいいですか、上(御前湯)がいいですよ」と言ってくださいます。いかにも通ぶって、「いや、ここに入りに来たんです!」と言って入らせてもらうのが、冬場の恒例行事です?
- 2011/09/01(木) 05:15:58 |
- URL |
- sattoru #-
- [ 編集]
この脱衣所は今までで一番狭かったです。しかしこの狭さが地元の湯と言った感があり好きです。昔の株湯も狭かって、互いにお尻がつきそうでしたが、ここは二人同時に脱衣できそうもなかったですね。
湯船の狭い事は、観光協会の方が何度も何度もおっしゃっていました。その時狭いのが好きなんですーーと。この日は、こちらのぬるい湯で生き返りました。
- 2011/09/01(木) 18:24:06 |
- URL |
- ひさごん #TUPMmKso
- [ 編集]