いつものメンバーに誘われ今年初めて湯梨浜町泊港「とまり夏祭り」の海上花火を
観に行きました。
場所取りは、昨年に続きおちょきん君が17時過ぎからスタンバイ。なのでゆっくり
と泊に向かい、18時30分に到着するもすでに駐車場はいっぱいでしたが、偶然
隅にスペースがあり一安心。
会場へと進む途中、穏やかな海に雲の隙間から注ぐ夕陽が反射してました。

どこかときょろきょろ捜していると、向こうで両手を振る一団を発見、無事合流。
早速、祭り会場に食べ物捜しへ。広場はすごい人で溢れかえっていました。

食料調達、ブリのフィッシュバーガー、焼き鳥、こしのないうどん、牛串。

泊港の広い波止場にシートを広げ、食べたり、飲んだりしながら花火の時間を待ち
ます。僕たちの席はすぐ前が海と言う最前列、どんな感じに花火が見られるのか興
味津々です。風はほとんどなく、蒸し暑い感じ、持参のうちわが大活躍。
20時40分、真向かいの防波堤から上がり始めました。風がないので煙は流れな
い感じです。

カメラの設定などいい加減、撮れていればラッキー程度。煙が留まり独特な光、まる
で宇宙の始まり、煙の向こうにビッグバンを見た気がした。

打ち上げるシュルシュル音と光跡を頼りに、開きそうな空間に目をやる。ぱっと開
いて、遅れて大音響。

高さもいろいろ、正面目線位置、30°程上方位置、首を反って見上げる位置。

真正面で横一列何カ所からも同時に上がる。遮蔽物が一切無く、視界の両端まで花
火の光。

華やかに左右同時に開く。基本は左右対称の様です。

低い位置、斜めの位置、次に見上げる位置と変化し、大きさも変化し、最後に真上
から光が落ちてくる。

同時に上がっていた花火は、再び単発であがり始めます。

単発が上がる間隔がどんどん短くなり、ついにほとんど同時に上がり出す。

低い花火は穏やかな海面に映り、輝いています。

徐々にクライマックスに近づき、リズミカルにあちこちで開き、炸裂する大音響も
重なり、観ている観客も興奮。「お~」「うわぁ~」「すご~ぃ」、それしか出て
来ない。

大きいのも小さいのも、ぜ~んぶ行っちゃえ~。まさに総出演です。

下から斜めに走り上がり、上から降ってくる。圧巻の最後を向かえます。

口を開け、見上げ、最後の花火が上がり、一瞬静寂が漂い、息を吐く。そして盛大
な拍手。花火の演出を初めて感じる事ができました。全てが最後の一瞬への案内な
のだと。

初めてのとまりの花火、短時間に一気に過ぎ去った、印象的な花火でした。
- 2014/07/26(土) 23:57:47|
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