少し遠出して若桜町若桜の「ダイニングカフェ 新(あらた)」さんへ。車を若桜
駅横に止めて、古い町並みを少し進むと「かりや」と大きく書かれた赤瓦と格子戸
の古民家が見えてきます。道路脇には水路があり、昔の街道の面影が残っています。
「かりや」と言うのは、雪の多い地方で軒を長くして通路にした部分だそうです。

お店前のメニュー案内。基本店内メニューと変わりません。

お部屋3つに座卓x7、一番奥は大きな座卓席で庭が見える部屋です。他に板間の部
屋があり、こちらは座りテーブル席となっていました。

限定にもひかれましたが、こちらをオーダー。

吉川豚の豚重(ドリンクなし1100円)、サラダ、お汁、香のもの。説明を読む
と「吉川豚」とは若桜町吉川地区で店主のお父様が育てられた豚との事。

一面を覆い尽くし、少しお重からはみ出しています。表面は照りで光っていて、豚
バラ肉もそこそこの厚さがあります。肉はサクッとした歯応えで柔らか過ぎず、また
端の焦げた部分はカリっとしていました。

当然ながら甘い味付けですがくどさはありません。そしてご飯食べると中段に再び
肉とキャベツが隠れていて、何だか得した気分。とっても美味しかったです。

サラダに付いていた豚ハム、引き締まっていて、燻臭と適度の塩味で美味しいです。
店主のお父様のお店は、ハム工房「つくしんぼ」なので、たぶんそちらのものかと。

豚トロ丼セット(1000円)。サラダ、ミニうどん、香の物。説明によると鳥取
県産の豚のネックを使用しているとの事。

トロリとした角煮、コラーゲンもかなりあります。肉部分は簡単にほぐれます。少し
甘い味付け、タレは煮込まれた脂分が多いです。もう少し肉が欲しいかな。

土間から上がり部は吹き抜けとなって、見上げれば黒くなった大きな梁が何本も交
差しています。箪笥階段を上がって2階へ。2回はギャラリーとなっていて、この
時は写真展示となっていました。

駅横まで帰ってくると、なにやら人だかり。SLが転車台で回転中でした。

この後、道の駅に寄っていたら汽笛の音がして、裏に回ってみると走ってくるSLを
目の前に見る事ができました。

- 2015/05/09(土) 22:26:13|
- レストラン他|
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コメント:2
以前から行ってみたいと思っていました。古民家でいただく料理は田舎料理や蕎麦だったりしますが、こちらは豚がメインと特徴がありました。豚重、美味しくいただきました。ハム工房の「つくしんぼ」にも興味がありますが、また別の機会にでもと思ってます。
- 2015/05/15(金) 23:47:42 |
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- ひさごん #TUPMmKso
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