今日もおでかけ

鳥取県の食べ歩き、巨木巡り、神社巡り

2015/05/17
鳥取巨木巡り 「浅井のムクノキ」

浅井のムクノキ」 (西伯郡南部町浅井463)

(幹周り測定のため2020年11月18日に再訪、最後に追記しました。)

米子方面から南部町会見小学校を過ぎてすぐ右折し進むと浅井集落。場所が分からないので背の高い木を捜しながら集落を通過するも見あたらない。おばあちゃんがいらっしゃったので、ムクノキの巨木を知りませんかと尋ねると、ムクノキは知らんけど大きな木が防火水槽の横にあるとの事。位置を教えていただき、公民館からずっと右側を走ると出会えました。

山の畑に向かう道路の横に背の高い木がすくっと立っていて、邪魔するものが無いので全体が良く見えます。樹高は30mぐらいあるかな~、もっとありそうな感じ。
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防火水槽の向こう側の少し上に太い根元が見え、立ち上がって10mぐらいでやっと2本に分かれています。周囲の下草も刈られていて容易に近づく事ができました。
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近づくと、その太さが目に付く。中央部は朽ちて穴が開き向こう側が透けて見えます。根元の横巾は3mぐらいありそうです。目通り幹周りは6.5m程。
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右側に回って見ると根元横幅は幾分小さく2.5mぐらい。樹皮がめくれこんでいるのがよく分かります。日が当たりにくい裏側は何本もの根がまとまった感じになっています。
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下から見上げると、樹冠の広がりはそれ程ありませんが沢山の葉が茂っています。
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真裏に回ると巨大な根の様な樹肌がうねっています。右側には枯れた杉の切り株があり、根元はお互いが絡んでいたのだと想像でき表と違って力強さが感じられます。
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背後の斜面に上り、上から見下ろすと道路側に傾いて伸び、根が全体を引っ張っている感じです。
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藪蚊に悩まされながら、さらに回り込むと誰かが歩いた跡がありました。朽ちた空洞はこちら側にも繋がっています。
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最後にもう一度、正面の空洞部を見ると、表面の樹皮が大きな襞の様に内側にまくれている様子がよくわかりました。自分自身を絞め殺しているかの様です。空洞もどんどん進んで、いつかは「岸本神社の大ムク」の様になってしまうのかな~。
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googleのストリートビューでも確認できます。道路脇のムクノキ

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(2020年11月18日再訪)
幹周り測定に5年ぶりにやって来ました。高さはレーザー簡易測定で30.7m。
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空洞は変わらないです。
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後ろからの姿。巨大な末広がり。真っ直ぐ伸びる巨体を支えるため発達しかつ表土が流出した結果。幹周りは実測7.62mでした。
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鳥取巨木巡り一覧


  1. 2015/05/17(日) 23:49:54|
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