今日もおでかけ

鳥取県の食べ歩き、巨木巡り、神社巡り

2017/04/02
東伯郡琴浦町赤碕 「神崎神社」 本殿彫刻(後半)

神崎神社」の本殿彫刻(前半)はこちら。拝殿彫刻はこちら

次は四隅の斗栱下台輪の持送り、植物の彫刻が施されています。高くて見逃しやすいです。位置と形はこんな感じです。
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いろいろな植物があり、代表的な紅葉、牡丹、菊など良くわかるものから初めて目にするものなど。これは何かな~と調べ、分かった時の嬉しさも神社彫刻の醍醐味です。今回は全てを紹介できないので代表的なものを数点。

葉を見てあやめと思ったけどランの様にも見え、また両上隅は花なのかそれとも別の何かなのか謎は深まるばかりです。その裏はパンフレットにも書いてあったので牡丹と左上に蝶々、右下に蝉。
(2017年5月追記)葉の様子や連なる蕾からシャガ(著莪)ではないか?
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大根と2匹の鼠、その裏には大根の実。
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杜若、その裏には水葵。神社のパンフレットには「あやめ」としてありますが、流水と合わせてあるので杜若でしょう。
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最後が難関、かなり調べました。唐橘?、その裏が万年青(おもと)?、どうでしょうか。
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次は本殿左右の胴羽目と脇障子の彫刻。胴羽目は身舎側面の奥側に、脇障子は身舎奥から廻縁に飛び出して、それぞれ隣り合っています。
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右胴羽目、猩々(しょうじょう)。大酒瓶、柄杓、扇子、大杯、この構図を今までは酒造りと間違えていました。大杯の底には宝珠がこっそり彫られていました。
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右脇障子、大黒様と米俵と福袋と打出の小槌。福袋からは小判や宝が溢れて出て、福を授かる唐子。
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左胴羽目、紅葉と鷹、左下に鯉の滝登り。
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左脇障子、鯛を抱えた恵比須様。大漁を願う唐子。
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最後に廻縁周り。廻縁下の腰組は四手先となっていて重厚感が溢れています。
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腰組隅木の最上部には彫り物がありますが、風蝕が進んで中には元の形を留めていないものもあります。亀に乗った水先案内や先導する天女などと推測29



廻縁下はこの様に組物間小板や下の腰板にそれぞれ彫刻があります。特に組物間小板は彫りが丁寧です。
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右廻縁下、小板は左右とも獅子、腰板は亀。
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背面廻縁下、小板は左右とも獅子、腰板はたぶん白鳥。
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左廻縁下、小板は左が松に馬、右が南瓜に牛、腰板は波兎。
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下から上まで陽が当たって美しいです。
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本殿そのものが、県指定保護文化財になっています。説明書きによると1853年、鳥取藩お抱え宮大工・小倉園三郎等により竣工とありました。岩美町の荒砂神社は1813年再建、五段の龍は左甚五郎の高弟小倉円三郎となっています。この2人は同一人物なのでしょうか。

過去記事 2012/01/15

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  1. 2017/04/02(日) 23:05:05|
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