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鳥取食べ歩き、温泉巡り、自作料理、ガイナーレ鳥取応援、巨木・神社巡り

2017/10/07
岩美郡岩美町岩常 「二上神社」の狛犬と本殿彫刻

ランチの後は、県道37を南下して岩美町岩常にある神社を目指します。地区に
近づくと、大きな幟を発見。お祭りがあるようです。ナビでは目的の番地が
無く、幟の横を通って地区内に入りましたが神社は見つからず。地元の人に
お聞きしたら、地区の反対側で橋を渡った正面との事。
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橋を渡ると200m程先に鳥居が見えます。真っ直ぐ進むと「二上神社」(岩美郡
岩美町岩常213)の社頭。
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鳥居を潜ると、右に5段の基礎の大きな灯籠(天保七丙申年 九月吉日)。
両脇に石柱のある数段の石段で上の境内。社殿は右向きに建っています。
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拝殿は瓦葺き入母屋造妻入、軒向拝の質素な造り。拝殿前の石段右下には座像、
石段上両側に一対の狛犬と一対の灯籠。
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座型の狛犬だが見慣れたものとはかなり風貌が違います。
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右阿形側面。大きく数本に分かれた尾、首の周りの毛並み、大きな牙、長円の
鋭い目。盤座下から頂部まで64cm。盤座には牡丹が彫られています。刻字は
「安政元年 寅九月日」、石工銘は確認できず。
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右阿形斜め手前から。体から飛び出している襟巻きの様な顎髭。いかにもふさ
ふさしている様に見えます。V字の眉と目、逆V字の牙でかなり鋭い表情。
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右阿形背面。体に比して大きな尾は4つの太い房で立ち上がり、先がくるっ
と巻いています。まるで招き猫の手。この様な尾は初めてみました。
耳は伏せ耳で頭部に張り付いています。
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左吽形側面。阿形と違ってピンと張った立ち耳。牙はやはり大きい。
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左吽形斜め手前から。眉毛は風化して一部なくなっています。襟巻毛の形は
阿形とは少し違ってそれ程飛び出してはいません。
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左吽形背面。尾は阿形と同じ。
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大きな牙と長円の目で、睨みが利いた風貌。なんとなく米子市新印の「多賀
神社」
気高町酒津の「奥谷神社」の狛犬に通じるものがあります。
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石段右下の座像は新しくされた台座に「須佐之男命像」と刻字されていますが、
笏や冠からすれば平安時代の服装と推測、菅原道真?。
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左に回って驚いたのは本殿の色、朱塗りです。銅板葺きの流造に千鳥破風を
置き、向拝は唐破風。
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向拝虹梁上には龍。
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向拝木鼻も真っ赤でくらくらしそう。正面が獅子、側面が獏の定番配置。
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左側面。屋根の持ち上げの組物は出組(一手先斗栱)。斗栱間彫刻は、上の
羽目板と下の蟇股彫刻。羽目板は紅葉と流水。
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蟇股彫刻は身舎4面にそれぞれあり、春夏秋冬がテーマになっています。
正面の蟇股は、椿(冬)。
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左側面の蟇股は、はっきりしないが万年青(春)。
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背面の蟇股は、瓜(夏)。
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右側面の蟇股は、大根(秋)。
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廻縁突き当たりには脇障子彫刻があります。
左脇障子は、竹棚の葡萄と栗鼠。
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右脇障子は、竹棚の瓢箪と馬。どちらも洗練された図案でなかなかのもの。
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彫刻を探しての参詣でしたが、予想外の異彩を放つ狛犬にも出会いました。
この日は参詣を6社予定していましたが、3社で時間切れ。残りはいつかまた。

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