今日もおでかけ

鳥取県の食べ歩き、巨木巡り、神社巡り

2018/02/18
鳥取巨木巡り 「岸本神社の大ムク」再び

2014年12月に巨木巡りで訪れましたが、当時まだ神社には興味がなく彫刻も狛犬もスルーしていました。FBでのK氏の狛犬紹介もあり、いつか再訪したいと思っていました。

岸本駅から南に500mほど、狭い道を進むと岸本集落の外れに巨木がぽつんと佇む「岸本神社」(西伯郡伯耆町岸本274)があります。今回も葉を落とした季節。樹高は簡易測定で15.1m。
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主幹は大きな縦の捲れ込みで、一部向う側が透けて見えます。それでも上部には枝が沢山あるので命を繋いでいます。目通し幹周りは実測8.25m。鳥取県が誇るムクノキの巨木。
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裏側は上部まで朽ちて、そのまま残っています。空洞化が進んでいる状況。全体としては3年前と変化はありません。
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鳥居を潜ると1対の灯籠と1対の狛犬。参道は右に折れて社殿へと続いています。灯籠の刻字は「安政七年庚申三月日」。
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この狛犬がFBで紹介されていました。
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高さは盤座下から頂部まで77cmの構え型狛犬。その尾は他に類をみ見ない形式。出雲式の場合は少し斜め上向きで伸びていますが、これは体にぴったりと張り付いています。水に濡れた尾の様にも見えます。
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鳥居側に首を曲げ目を光らせています。耳は垂れ、尾や顎髭の編み込み筋は細い。
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正面から見ると右阿形の眼光はするどい。片目に瞳が入っている様に見えるが偶然なのか。刻字は「文政七年申六月日」。
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拝殿は赤瓦、切妻平入、軒向拝の簡素な造りです。
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本殿は離れて建つ銅板葺きの流造。
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向拝虹梁上に龍の彫刻、向拝柱側面の木鼻は波文様。彫りがしっかりとしています。
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波間から現れた飛龍です。翼がこれ程詳細に彫られているのは初めて。荒い彫りながらも迫力あります。
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本殿横から振り返った巨木。左脇にあるのがサイノカミ。境内は巨木以外はほとんど樹木はなく、あっけらかんとしています。
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大きなサイノカミ。社殿内に杖を持ったサルタヒコと宝珠を持ったアメノウズメが線刻されています。刻字は「慶應三■四月日」。■は「亞」から下の「一」を省いたもの。異体字をいろいろ調べて「酉」の異体字「丣」が一番近いが意味がわからない。干支の「丁卯」を合体させてデザイン略字にしたものとも考えられなくはない。
(2018年4月追記)
この字です。これをみると卯の異体字の一種であり、謎は解けました。
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  1. 2018/02/18(日) 22:25:16|
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