今日もおでかけ

鳥取県の食べ歩き、巨木巡り、神社巡り

2018/03/30
鳥取巨木巡り 「久古神社の御殿桜」

(2019年12月1日、鳥居刻字確認のため再参詣)

伯耆町久古集落の南の外れ、田んぼに挟まれた参道の正面に「久古神社」(西伯郡伯耆町久古509)。
01



石垣の境内の右に見えているのが「久古神社の御殿桜」。六分咲きぐらいでうっすらと色づいています。
02



鳥居を潜ると石垣が組まれた境内。石段の途中右に手水鉢。

*****************************
(2018年5月追記)FBにてK氏の解説。
明和5年の鳥居は、大坂は泉州石工の奥野平八、平吉親子と、地元の石工が共同で作製したものです! 奥野姓の石工さんはもともと泉州からやってきた「渡りの石工」だったと思われます。
*****************************
(2019年12月1日追記) 刻字確認
「明和五年戊子二月吉日建之」、「石工 泉州産 奥野平八蕃教 同苗平吉蕃郷 梅林㐂左衛門」。「梅」は偏と旁が上下、「左」は異体字。この3人は植松神社の鳥居も手がけています。もし梅林姓の石工さんが泉州とすれば、黒坂の梅林姓石工さんのルーツかも。
*****************************
03




17段上ると随身門。潜った正面に拝殿。
04



まずは桜。胸高さの幹周りは目測3.5m。低い位置から太い横枝伸びています。花は小さく白に近いです。エドヒガンらしい。
(2019年12月1日追記)
幹周り実測3.99m
05



全体に枝が張り、大きな樹形となっています。満開の時はさぞかし綺麗だろうと想像。
06



随身門の10先に入母屋造平入、正面に千鳥破風を置き、唐破風向拝の拝殿。唐破風下と本屋根下に彫刻が見えます。
07


*****************************
(2019年12月1日追記)
境内は一面銀杏で埋め尽くされていました。参道右の灯籠刻字は「文政元年戊寅八月吉日」。
21


*****************************

唐破風下は彩色された雲龍。その下の蟇股は輪郭がぼけているので判別できないが2匹の猿?
(2019年12月1日追記)
詳しく確認、桃と猿でした。
08



向拝柱の木鼻は側面に獅子。
09



拝殿屋根下の斗栱間に蟇股彫刻があります。正面と両側面にありますが、欠落や破損、そして彩色が剥がれてモザイクになり題材が判別できないものもあります。
10



いくつか紹介します。正面左側の2つ。椿と裏菊。題材の裏側を彫るのは珍しいです。
11



左側面の2つ。菊水と神社彫刻ではしばしば出会う蕪。
12



本殿は2間x2間の大社造変態。斗栱間にあったはずの蟇股彫刻は欠落。
13



本殿背面の様子。二重虹梁となっていて、斗栱、支輪、蟇股などで華やいでいます。上の虹梁を支える束に横長の飾り貫がある珍しい形。
14



背面の右の蟇股彫刻は蓑亀。
15



背面の左の蟇股彫刻は鶴。
16



本殿右側面は1つだけ残っていました。流れに手を伸ばす猿。何を拾おうとしているのか。
(2019年12月1日追記)
「猿猴月を取る」がモチーフ
17



社殿全景。
18



最後にもう一度「御殿桜」。
19



*****************************
(2019年12月1日追記)
久古集落から神社への坂道途中、道脇にサイノカミ。アメノウズメとサルタヒコの男女双体神立像。刻字は「文政十二歳己丑■十二月日」。
20


*****************************

鳥取巨木巡り一覧


鳥取神社巡り一覧

  1. 2018/03/30(金) 23:44:44|
  2. 巨木・神社・温泉・旅|
  3. トラックバック(-)|
  4. コメント:0
<<西伯郡伯耆町吉長 「そば処 井田農園」 2018年3月 | ホーム | 米子市皆生温泉 「皆生温泉神社」>>

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

ひさごん&よこりん

04 | 2024/05 | 06
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -

Recent Entries

Links

Index

Recent Comments

Category

Archives

Search