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2018/04/06
倉吉市立見 「立見神社」 狛犬と本殿彫刻

わらびが出だしたと聞き、我が家の秘密の場所を数カ所回りましたがまだでした。その途中、「鳥取県神社マップ」を見て、「立見神社」(倉吉市立見266辺り)に参詣。公民館に止めました。民家の間の小道を山に向かって進むと、坂道の途中に鳥居。鳥居の刻字は「明治卄六巳八月日」、「石工 フクトミ 石井キサク」。同じ石工さん銘が倉吉市中野の「中野神社」の灯籠にもあります。
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鳥居を潜るとゆるい石段、上方にポツンと社殿が見えています。
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29段上ると極小の境内に一対の狛犬と本殿。
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参道側に顔を向けた高さ64cmの座型狛犬。顔が角張ったタイプ。目には瞳が入り、耳は横に張っています。石は凝灰岩?
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口の襞は三重、首下の渦巻きは高く立っています。尾はねじれの立尾、尾の根元は大きなぜんまい模様。足元もしっかり彫られています。台座が半分以上埋もれていて、刻字確認は「明治四年未」までしかできませんでした。
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阿形の後ろ姿。風化はなく鋭角な彫りがそのまま残っています。
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風貌は関金から西の神社に見られるタイプ。尾など違いますが受ける印象は同じ。関金の石工さんの系譜なのか? 例えば「楯縫神社」、「耳神社」、「神田神社」の狛犬が似ている様に思います。また同じ風貌でも尾が特徴的なのは「日吉神社」、「黒谷神社」、「上小鴨神社」、「倭文神社」、蒜山「長田神社」などある様です。前者を関金ねじれ尾、後者を関金尖り尾と呼んでみようと思います。ねじれ尾タイプは福富の石工さんも関係している様な気がします。


本殿は、大社造変態、向拝は唐破風。中部の小さな神社でみかけるタイプ。
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向拝虹梁上はにらみ合う阿吽の龍。
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真裏は2体が絡み合う迫力の彫り。
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向拝柱の木鼻は正面が獅子、側面が獏。奥柱の木鼻は象。写真は右側の阿形木鼻列。
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正面扉には社紋でしょうか、見かけない形。一瞬スカートの貴婦人かと思ったが、猪目三方にひさごと御幣。
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左側面の様子。屋根の持ち上げは出組。斗栱間いっぱいに彫刻が施されています。この彫刻は4面にあります。
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正面はうねる細い蔓の瓢箪。上には渦。
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左側面は枇杷。上には波頭。
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背面の様子。妻部には松。
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背面の斗栱間は髭が無くなってしまった鯉。上には雲。
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右側面は蕪。上には紅葉流水。
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蕪とくればねずみ。見にくいですが蕪の表面にねずみがいます。
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細部まできちんと彫られ、なかなかのものです。名もない小さな神社で見事な彫刻に出会うと感動します。

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  1. 2018/04/06(金) 23:36:53|
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