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2018/06/26
鳥取市青谷町桑原 「桑原神社」の狛犬

FB友のK氏に教えてもらった「久米郡田内村 石工 勘兵エ」の狛犬。県内で3カ所確認されている中で今回は「桑原神社」(鳥取市青谷町桑原19辺り)へ。google地図には載っていませんが、ゼンリンのいつもNAVIにははっきりとあります。

桑原地区に入ると神社への小さな案内標識があり、右折し、たんぼの間を進み、小さな川を渡って坂道を上ると桑原農村公園、その横が神社でした。鳥居は下方なので改めて社頭から。社頭前は狭い参道、後ろは民家への崖でこれ以上は引けない。
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10段上に鳥居、刻字は「嘉永三年庚戌四月日」、「石工 當村 喜十郎 庄助」。手前右にイチョウの大木、幹周り実測3.87m、高さ目測20m。
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鳥居を潜ると石段(刻字は「天明六丙午季四月吉祥日」)。26段上ると下の境内。正面に再び石段、右に参籠所。上の境内左にイヌマキ。
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7m先に石垣、中央に石段(刻字は「安永七年戌九月吉日」)。15段上、正面に小さな社殿、両脇に狛犬と灯籠。
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高さ62cm、小判型台座の座型狛犬。石は凝灰岩か? 一際目立つのは長く被さる耳、尾は小さく体に密着しています。台座は帯状に彫り込み、忍冬唐草文様。
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肩幅に比べて頭部は小さめです。
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奥目で眼光は鋭く、大きな鼻穴、上唇からは鋭く大きな牙、長い顎髭。阿形は上の歯茎をあらわにしています。本来歯茎を見せるのは威嚇のはずですがにやっと笑っている様に感じます。阿形の口内は赤く彩色。鼻穴は線刻でなく大きく凹ませてあります。
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少し斜めからの方が特徴がよく分かります。
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尾は左右に分かれ最後は直毛にまとまって、全体が体に密着。これは阿形ですが吽形は少し形状が違います。
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刻字は「久米郡田内村 石工 勘兵エ」、「文政七年申四月吉日」。
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狛犬背後の灯籠の刻字、右は「天保七年丙申三月日」、「石工 今西 庄助」。左は「文化十酉十二月日」。庄助さんは鳥居にも銘がありました。今西郷は東隣の青谷町澄水に位置します。

石畳3m先に小さな本殿。本殿基礎には「文化五戊辰立春」の刻字。
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本殿前には扇形拝み石。下の石畳と一体彫り。刻字は「文政四九月吉日」。
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下の境内左隅に朝顔形の手水鉢。刻字は「文政六年未六月吉日」。「政」は偏と旁が上下になっています。
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田内村は現在の倉吉市巌城です。勘兵エさん作の狛犬は、三朝町片柴「北野神社」、倉吉市穴窪「八幡神社」で確認されているそうです。
また真庭市中和「中和神社」には勘兵エさん作の犬像がありました。
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鳥取神社巡り一覧


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