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2018/08/30
鳥取市青谷町楠根 「吉瀧神社」の狛犬

FB友K氏より、何故か松江圏内には見られない松江石工作の出雲式狛犬がいるのでぜひにと勧められていました。

青谷町楠根地区内、県道51から西に50m入った突きあたりに「吉瀧神社」(鳥取市青谷町楠根573)の社頭。大きな鳥居、右に社号標。
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鳥居背後からまっすぐ石段が伸び、上に随身門。石段の標石刻字は「安永七戌九月吉日」。
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途中、左に朝顔型手水盤、刻字は「文化元甲子年六月吉日」。
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74段で踊り場、一息ついて再び石段、右に灯籠、上に随身門。石段の標石刻字は「安永八己亥年九月吉祥日」。灯籠の刻字は「弘化三年午二月日」。
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48段上って随身門兼参籠所。
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潜ると最後の急な石段。上部には拝殿が見えています。
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上の境内より一段下、石段両脇に灯籠一対と狛犬一対。
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高さ82cm、丸台座の出雲式座型の狛犬。向かい合わせに置いてありますが、顔はかすかに上向きで社殿側に向いています。刻字は「文化二年丒九月上日」、「雲刕松江 石工善兵衛」。
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阿形。丸い頭頂からす~と繋がって下がる伏せ耳。太い眉は彫りは見られず盛り上がって目を囲っています。そのため目は窪み、まるでガイコツの眼窩。細い舌先が上に繋がり、脇から大きな牙を見せています。
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正面から。とがった頭頂なのですらっとした印象。
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阿形背後から。鬣の巻き毛、尾の巻き毛とも捻れは弱いが高さはあります。特に後頭部から首にかけての巻き毛群は襟巻き状態。前脚、後脚にはほとんど捻れが無い菊花紋。
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吽形背後から。すっかり苔むしています。尾の中央は交互に分かれ、側面は対称に分かれています。上部は捻れや編み込みはなく直毛が集まった立尾。
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とても古いのにほとんど剥離崩壊がみられなく、とても状態が良いです。同じ善兵衛さんの狛犬は「高江神社」(北栄町由良宿)にもいました。

狛犬横の灯籠の刻字は「宝暦四 九月吉祥」。

50段(下からは172段)上ると石段に接する様に入母屋造平入、軒向拝の拝殿が迫っています。拝殿前には大きな扇形拝み石、刻字は「明治廿六年 巳月日」。
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境内左に大きな灯籠(刻字「文化十酉立春」)。本殿は流造。
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少し彫刻があります。
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向拝柱の木鼻は、正面が獅子、側面が獏。上の手挟みは牡丹。写真は向拝左側ですが、右も同じ意匠。
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本殿左側面の様子。身舎柱の頭貫は鳳凰の木鼻。斗栱間には蟇股彫刻、その上の羽目板にも彫刻。さらに上の大瓶束の両脇は菊の笈型。
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左側面、蟇股彫刻は菊水、羽目板は龍。龍の眼は金色に彩色されています。
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右側面、蟇股彫刻は葡萄、羽目板は同じく龍。
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背面、蟇股彫刻は椿、羽目板は正面を向く龍。
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正面は向拝部に遮られて見えにくいですが、位置を変えながら写真を撮りました。蟇股彫刻は鯉、上は同じく龍。
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本殿亀腹の刻字は「寛政十二庚申■ 三月吉祥日」。本殿瑞垣の刻字は「石工 吉川 中島高一」、寄進年はありませんが明治頃と推測。

参詣を終えて、石段をほぼ下りた所で落とし物に気付く。再び上って本殿真裏で発見。もう忘れ物はないかとメモを見ると狛犬の高さを測っていなかった。

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  1. 2018/08/30(木) 23:49:33|
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