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鳥取食べ歩き、温泉巡り、自作料理、ガイナーレ鳥取応援、巨木・神社巡り

2018/09/15
倉吉市関金町今西 「山守神社」の狛犬

これまで2回巨木巡りで参詣しましたが、石造物、社殿はほとんどスルーしていたので再参詣しました。

県道45を進み、小鴨川に掛かる今西橋を渡り右カーブする手前を左へ。清水川にかかる詰橋を渡ってすぐに左の田んぼ道へ。農道の先に背の高い灯籠が見えてきます。

「山守神社」(倉吉市関金町今西515)の社頭。右に6mぐらいの常夜灯、後ろの鳥居からまっすぐ参道が伸びています。鳥居の刻字は「維文政九丙戌天 持十二月大吉且」、「山川村 石工 那須致正」。山川村は船上山の麓。
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潜って50m先に随身門。
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随身門の後ろにすぐ橋、参道は右に折れています。橋の正面に畳一畳ほどの板状の石、大切に保管されていますが不明。もしかしたら石橋だったかも。
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10m進むと左に直角に石段。社殿の一部が見えています。
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石段15段上ると巨木に囲まれた境内。15m正面に拝殿、手前両側に狛犬、拝殿左に稲荷神社。
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右阿形全景。しっかり組まれた基礎の上に狛犬、背後に見えるのはスダジイの巨木。
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高さ111cmの大きな座型狛犬、凝灰岩あるいは安山岩製。特徴的な顔と尾。台座は角がかちっとして、彫りは牡丹唐草。
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少し上向きで参道側に顔を傾けた姿勢。とても風格のある佇まいです。
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後ろに張った耳、強く捻れた眉、長円の目、扁平な鼻、くっきりした上唇の2重襞。阿形の口内は赤く塗られています。
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左吽形背後。とても美しい鬣および尾の彫り。尾の下部は分かれて側面で大きな渦巻き、上部は数本の巻き毛がぐっと集まり尖っています。
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刻字は「天保十四年 夘三月日」、「雲■ 石工 亀助」、■は「州」の異体字「刕」の略字。このタイプの狛犬は「関金尖り尾」と独自分類しています。その中で石工銘があるのは「久米郡 堀村 亀助」さん。ここで疑問が、亀助さんは関金の堀村のはずなのに雲州(現在の出雲地方)の刻字。帰宅後写真を比較して、作風や字体は同じなので同一人物と判断しました。亀助さんは元は雲州の石工さんで天保十四年頃に堀村に移ったのではないかと思います。
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関金尖り尾は、「日吉神社」、「黒谷神社」、「西坂神社」、「竹田神社」、「上小鴨神社」、「倭文神社」、「長田神社」(蒜山)、そして今回の「山守神社」。投稿していないものもありますが、全て確認。


拝殿は、入母屋造平入に入母屋向拝。社殿の背後の両脇にスダジイの巨木の枝が見えています。
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拝殿の左に稲荷神社。鳥居背後と社殿脇に狐像。
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足裏から耳頂まで51cm、厚い盤座と一体彫り。首輪をして、阿形は玉を、吽形は経文を咥えています。刻字は上の盤座と下の台座にあります。上の盤座の刻字は「明治三十五年 旧三月九日」、「石工 泰久寺 日野勇吉」。下の台座の刻字は「文政十年 亥四月日」、「伯耆住 致正作」。勇吉さんは神田神社の灯籠にも銘がありました。致正さんは鳥居と同じ石工さん。
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文政十年の引退狐像は社殿の脇。造形は全く同じです。
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本殿は切妻造妻入に唐破風向拝。
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唐破風懸魚は菊の籠彫り、奥の蟇股には国主大明神の浮き字彫り。向拝柱の木鼻は側面にあります、たぶん龍。
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身舎側面に蟇股彫刻があります。背面は無し、正面は確認不可。右側面は枇杷と猿、左側面は亀。
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スダジイの巨木3本の実測も計画していましたが、すさまじい藪蚊の攻撃で断念。
鳥取巨木巡り
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