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2018/09/18
東伯郡琴浦町太一垣 「成美神社」の狛犬

FB友のK氏からの情報で、福光石製の狛犬に会いに行きました。遠く島根県の石見地方の石工さん作で風貌はかなり特徴があります。

琴浦町、県道289沿いの成美郵局を過ぎ、西の勝田川を渡った地区。ナビ任せで辿り着きました。大豆畑の向こうに「成美神社」(琴浦町太一垣81)の社叢。高さ25mぐらいの高木が見えています。
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境内入って右に手水、両側に灯籠、鳥居、その後ろに狛犬、参道はまっすぐ伸び正面に拝殿。鳥居の刻字は「文化十年癸酉」、「山河村 石工 太八」。
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鳥居背後の狛犬が福光石製の狛犬。足裏から尾頂まで68cmの構え型狛犬。後脚と体が密着する程お尻を突き上げて尾は水平。台座には牡丹の浮き彫り。
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参道側に顔を向けています。体と頭部が極端に折れ曲がった独特なポーズ。
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左の吽形。顔が一番特徴があります。眉も含めて目の周りが盛り上がり、目が飛び出す印象を受けます。そして先端にちょこんと乗った団子鼻。顎髭が長いのも風貌を特徴づけています。口端からは大きな鋭い牙を見せています。
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右の阿形。下顎が一部欠落して、なんとなく笑っている様にも見えます。
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吽形背後。お尻の突き上げが際立っています。小さなお尻の穴もあります。刻字は「慶應二 寅九月日」。
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福光石製狛犬は「奥谷神社」(気高町酒津)、「天乃神奈斐神社」(琴浦町赤碕)でも確認しました。FB友のK氏の情報によれば、残るのは赤碕のお寺と大山町の神社にいるそうです。


鳥居を潜って15m先に、入母屋造平入に入母屋の向拝の拝殿。大きな左綯えの注連縄。拝殿手前に狛犬と灯籠。
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盤座下から尾頂まで57cmの出雲式構え型狛犬。阿形は下顎が崩れています。
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向拝虹梁上には横幅いっぱいに龍の彫刻。写真を拡大してやっと気づきましたが、龍が玉を咥えています。
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向拝正面の妻部に「松に鷹」の彫刻があります。
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拝殿側面妻部にも同じ様に彫刻があります。右側面は「鶴」、左側面は「亀」。
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本殿は隅木を用いた春日造変態、彫刻類はありません。本殿亀腹の刻字は「石工 前田徳蔵」。
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境内右奥に形状が珍しい境内社。方形の身舎に切妻妻入、庇向拝の見せ棚造。屋根の持ち上げは出組(一手先斗栱)、斗栱間には蟇股彫刻が見えます。この様な造りは県内で初めて見ました。屋根だけ直されて形状が変わったのかも。
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正面の蟇股。右は簡略してあるのでそれらしくありませんが麒麟。左はもしや?
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左を拡大してみると、稚拙ではありますが顔は人、体は鳥の「迦陵頻伽(かりょうびんが)」です。県内では「日吉神社」(関金町)に次いで2例目。
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左側面、これまたはっきりしないが、たぶん左右合わせて二十四孝の「剡子(ぜんし)」でしょう。
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背面、右が松、左が桃。
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右側面、右は万年青(おもと)、左は欠落していますが、竹に虎だったと思います。
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境内には大木もあります。参道右横に幹周り実測3.61mの銀杏、この時期、一面銀杏が落ちていました。
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拝殿の右には、イヌマキ。幹周り実測3.09m、樹高は目測15m。イヌマキではそこそこ大きい方。
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境内左前隅には、幹周り実測4.29mのタブノキ。その根元には三角石のサイノカミ。
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上に「塞神」、右に「八衢比古命(やちまたひこのみこと)」、左に「八衢比賣命(やちまたひめのみこと)」と刻字。
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  1. 2018/09/18(火) 23:49:01|
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