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2018/09/28
西伯郡大山町長田 「長田神社」の狛犬と力持像

下調べ参詣時の写真を見ていたら気になる狛犬があり、刻字も読めそうなので再参詣しました。

大山町長田地区の東端、小さな地区内道路に面して「長田神社」(大山町長田21辺り)の社頭。道路脇からすぐ石段、ゆるい石段途中に一の鳥居、12段上に二の鳥居(刻字は「明和四年 丁亥九月吉日」)。背後の社叢はスギの植林。
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二の鳥居のすぐ後ろに随身門。
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随身門を潜ると六角形の切石が敷き詰められた綺麗な石畳が15m程伸び、その先は石段。
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9段上両側に再参詣したお目当ての狛犬。
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高さ86cmの座型。頭部が前に出て、顎下から前脚爪先まで曲線で繋がっています。体には大きな瘤。
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45°参道側に首を傾けています。隅が丸く縁取られた角台座には牡丹の浮き彫りがくっきり。
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右阿形。覆い被さる耳、眉端の渦巻き、長円の目、むき出しの歯列から大きな鋭い牙。
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右阿形背後。尾の巾はとても広く、先端は集まってはいるが1つにならず分かれています。
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この狛犬に酷似しているのは「岡成神社」の石工銘のない明治十八年の狛犬。石工さんは推測していましたがそれを確認するのが今回の参詣の目的。刻字は一部とても読みにくい所がありましたが、「石工 會見郡岡成村 石丸文四郎」、「明治廿五年二月吉辰」と読みました。推測していた通り、石丸文四郎さん作、そして岡成神社の狛犬作者も文四郎さんで間違いないと確信しました。

もう一つの疑問、「助沢神社」の慶應三年「倉吉石工 文四郎」銘の狛犬と関係があるのかないのか? 風貌はとてもよく似ています。隅が丸い台座、牡丹の浮き彫りもそっくり。また「文」を「攵」と書いたりと字体も似ています。同一人物の可能性をぬぐいきれないですがもう少し調査要。


拝殿は切妻造平入に切妻向拝。
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本殿は大社造変態。向拝部は覆われているので正面は見えません。
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向拝側面には昭和29年奉納の雲龍。
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本殿左の廻縁下には、高さ41cmの縁柱を担ぐ像。立てた片膝に腕をつっぱって力が入っています。
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顔を振り向け、口はへの字でふんばって、なんとも良い顔しています。これが縁の下の力持ちさん。刻字は一切ありませんでした。
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身舎にはそれぞれ蟇股彫刻がありますが、図案化されたものです。背面のみ牡丹。
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本殿亀腹の刻字は「昭和二十九年造営」、「大山村大字坊領 石工 樫本巌」。

境内左には2本の榊に注連縄を張り、さらに神木の榊を囲い須佐之男命を祀った荒神社。手前の灯籠の刻字は「天明二年寅之■月吉日」。
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FB友のK氏によると「この狛犬は安山岩製、明和四年の鳥居そして天明二年の灯籠等も安山岩製のようです。」

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  1. 2018/09/28(金) 22:16:15|
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