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2018/10/23
日野郡日南町新屋 「多里神社」

広島県との県境目指して国道183を進むと、道路右に「多里神社」(日野郡日南町新屋70)の鳥居が見えてきます。右に社号標、灯籠、一の鳥居と続き、参道がまっすぐ伸びています。灯籠の刻字は「昭和十二丁丒年十一月建之」、「石工 松尾泰吉」。
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一の鳥居を潜って40m先に二の鳥居。平坦な境内に高木が見えています。境内入り口、右の手水鉢の刻字は「文政十丁亥年」、左は「文化六年巳二月吉日」。二の鳥居の刻字は「宝暦四戌秋重陽日」。
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一際目を惹くのが狛犬群。鳥居手前に1対、鳥居から拝殿までに3対。
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1番目、足裏から90cmの尾道型。耳は特徴的な尖り横張。大きな玉に両足を乗せています。盤座には牡丹の浮き彫り、その下の台座は猫足。
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尾は大きく、炎の様に先端が分かれ、背中に乗せている感じ。この狛犬だけ、尾の表と裏の彫りが変えてありました。オスメスの性器表現があります。刻字は「明治十六年 八月吉日」。
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2番目も尾道型。高さは足裏から69cm、頭より尾の方が高く巨大な尾を背負っている感じです。
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盤座には正面と側面に牡丹。猫足台座はなし。刻字は「明治廿五年壬辰五月」。
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2番目左の狛犬の隣りにクロマツの大木。幹周り実測3.56m、高さはレーザー簡易測定で19.23m。
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3番目の狛犬、遠くからは出雲式構え型と思いましたが、違っていました。来待石ではなく花崗岩製です。盤座下から尾頂まで76cm、でっぷりとしています。
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細かい彫りは無いですが、盤座から爪が飛び出し、盤座には浮き彫り。出雲式には無いオスメスの性器表現があります。刻字は「明治十三年庚辰九月」。花崗岩製、作風、性器表現、台座の浮き彫り、奉献年などから、尾道の石工さん作と思います。
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4番目も尾道型。高さは足裏から80cm。刻字は「明治十四年辛巳八月」。
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参道正面に7間x5間の大きな拝殿。入母屋造平入に妻入向拝。
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向拝の彫刻は西部に多い平面的な彫りの龍。
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本殿は大社造変態、彫刻類はありません。
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本殿左の境内社前には小さな出雲式構え型の狛犬。「明治二十四年八月吉日」。
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境内左隅には幹周り実測3.84m、高さ目測17mのイチョウ。
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境内には疎らに木があり開けた感じです。マツ、スギ、イチョウ、ケヤキなど。
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多里はとても栄えた宿場町だったそうです。財力豊かでかつ隣は尾道のある備後の国ですが、出雲式狛犬でなく尾道型の狛犬だったのは何故でしょうか。

参考までに、他に鳥取県で確認されている尾道型は日南町宮内の「西樂樂福神社」と智頭町の「諏訪神社」。

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