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2019/03/02
岡山県苫田郡鏡野町上斎原 「上齋原神社」

佐治町の神社巡りを終え帰路は辰巳峠越え恩原湖経由。少し時間があったのでFB友のK氏に文四郎作の狛犬がいると教えてもらっていた神社に寄りました。

鏡野町上斎原にある妖精の森ガラス美術館の横に「上齋原神社」(苫田郡鏡野町上斎原666-4)の社頭。石段上に灯籠、左に社号標。右の建物が美術館。
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鳥居を潜って30m進むと石段が始まります。
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55段上ると両脇に狛犬、すぐに随身門、その先に社殿が見えます。
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盤座下から63cm、座型の狛犬。丸い体で上向き、彫りは少なく浅い。盤座にも彫刻があります。
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横に繋がった眉が庇の様に飛び出して一見ベレー帽に見えます。その下にまん丸い目。鼻筋は通って、口は両端が下がった湾曲です。とてもとぼけた味のある顔付き。
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尾は左右6枝に分かれ体に密着、浪花型の影響がみられます。刻字は「元治二丒五月日」、「長藤村 作工 松蔵 同 龜吉」。
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随身門を潜ると石段、頂部両脇にK氏に教えていただいた狛犬。境内にはまだ雪が残っています。
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高さ78cm、座型の狛犬。安山岩製か? 45°参道側に顔を向けています。全体的にがっしりした体つき。台座は四隅が丸くなった独特なもの。
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豊かな顎髭、がっしりした指。
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太くて盛り上がった眉、その両端は渦巻いて高く飛び出て、奥には細い目。一番の特徴は鋭く尖った牙、うねる唇、特に前牙の上がめくれて精悍な顔つき。
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ふっくらとした大きな立尾、下部は分かれて渦巻き、上部は緩く捻れた6房が集まっています。
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刻字は「慶應二丙年 寅九月吉日」、「伯州倉吉 石工 文四良」。文四郎さん作の狛犬は他に江府町助澤「助沢神社」、岡山県新庄村「御鴨神社」で確認しています。倉吉石工文四郎さんと岡成石工石丸文四郎さんはとても作風が似ているので同一人物ではないかと言う思いがますます強くなりました。岡成石丸文四郎作の狛犬は米子市岡成「岡成神社」と大山町長田「長田神社」にいます。


狛犬から40m先に瓦葺き入母屋造平入、入母屋向拝の拝殿。
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本殿は入母屋造平入、正面に千鳥破風を置き、向拝は唐破風。軒は二軒、屋根の持ち上げは二手先斗栱、廻縁下の腰組も二手先斗栱。彫刻はありません。
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本殿左には「岐路神社」。切妻造妻入に唐破風向拝が潜り込んだ形式で分類は大社造り変態。鳥取県中部の小社によく見られます。
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唐破風懸魚は菊唐草、奥の破風入りは鳳凰、その下は2体の龍。木鼻は正面が獅子、側面が獏。龍の彫りは透かしが多く見事。
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身舎の斗栱間にも彫刻があります。
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右側面は獅子、左側面は雲間を駆ける麒麟、背面は波間の獏。
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本殿右には「大神宮山神社」。同じく大社造変態。
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唐破風懸魚は鳳凰、向拝柱の木鼻は正面が獅子、側面が牡丹の籠彫。奥になにやら捻れたものが見えます。
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向拝の奥虹梁は2体の龍が互いに絡みつき、柱側面に頭を出していました。このタイプの社殿では時々見かけます。
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  1. 2019/03/02(土) 23:51:54|
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