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2019/08/04
米子市車尾 「貴布禰神社」の狛犬

米子市車尾(くずも)地区、国道9から南に1本入った地区道路脇に「貴布禰神社」(米子市車尾5丁目7−41)の社頭。右に社号標、左に手水鉢、10m先に灯籠と鳥居。
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手水鉢は雲龍が彫られています。
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鳥居から80m先に随身門、手前両脇に鳥居、左に手水舎。灯籠手前を右に直角に進むと脇参道の鳥居と灯籠。広い境内です。
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随身門から15m先にゆるい石段、下両脇に新しい狛犬、左は仮殿? 石段を覆うのはクスノキ。
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22段で上の境内。正面に社殿。
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石段上りきった両脇に灯籠、左に3基、右に2基。左列には灯籠に挟まれて独特な樹肌のナギ。左列手前の白い灯籠刻字は「文政十二丒六月日」、その外側は来待石製で「大正十三年十一月吉日」、「米子市寺町 石工 藤原光市」、一番左は少しうす緑で「文久元■辛酉六■日」。右列の手前は「天保四癸巳六月日」、一番右は左列の大正三年と同じ。
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社殿までの参道両脇に狛犬と灯籠。
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2番目の狛犬は、盤座下から尾の付け根まで63cmの出雲式構え型。かなり風化・崩壊が始まっています。刻字は「大正十四年四月吉日」。
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そして一番奥の雨避け小屋掛けの狛犬こそ、紀念銘がある狛犬では鳥取県で一番古いもの。薄い盤座との一体彫り、その盤座は下の台座に嵌め込まれています。白っぽい石質、少し剥離崩壊が始まっています。
足裏から84cmの構え型。口吻が水平に伸びるタイプ。後頭部鬣は直毛のおかっぱで耳の下にはぜんまい文様の巻き毛。尾は小さい。風貌は神殿狛犬に近いです。
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右阿形の顔は半分崩壊、左吽形は綺麗に残っています。阿形の台座前面に刻字「天明四歳」、この年号が参道狛犬としては鳥取県最古。
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顔が残っている吽形。眉はV字、矩形に近い長円の目、上唇から前後に牙、短いあご髭。
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尾は小さく、下部は巻き毛、上部は直毛の房で体に張り付いています。
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地元の石工さん作なのでしょうか? 他に類例がなくこの狛犬だけが取り残された様に存在します。
(2019年8月15日追加)
FB友のK氏によると、文化十二年の灯籠とこの狛犬は同じ石質で「流紋岩質の火砕岩」。また入り口の龍の手水鉢は「森山石」との事。


拝殿は入母屋造平入、唐破風向拝。唐破風下に彫刻が見られます。
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唐破風懸魚は鳳凰、その奥の破風入りには龍。
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向拝虹梁上の彫刻は、表は菊、裏は牡丹と凝っています。
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向拝柱の木鼻は見返りの獅子。
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本殿は2間x3間の大社造変態、正面は覆われているので見えませんが側面、背面の斗栱間に彫刻が見えます。
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右側面。中央と奥側共に波に千鳥。
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左側面。中央は龍、奥側は鶴。
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背面。右は龍、上の羽目板は波兎、左は不明、上は同じく波兎。不明動物はがっしりした体躯で鱗がある様にも見えます。
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  1. 2019/08/04(日) 23:12:15|
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