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2020/02/01
倉吉市大宮 「小鴨神社」 狛犬と本殿彫刻

倉吉市大宮の県道38沿、脇道に入るとすぐに「小鴨神社」(倉吉市大宮42−2)の大きな駐車場。手前に大きな蓮型手水鉢、刻字は「天保七秊甲三月日」、「岩倉村 石工 源左ヱ門」。こんもりと茂っているのはたくさんのスダジイ。
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道路を隔てて一の木製両部鳥居、すぐ背後に二の鳥居、左に手水舎。石畳がまっすぐ社殿まで伸びています。二の鳥居の刻字は「昭和二年八月一日」、「石工 石井伊造 髙岡富藏 石井新太郎 宮本秀太郎 石井岩胸 門木虎藏」。
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鳥居から13mで随身門。途中、右に灯籠5基、左に灯籠4基と狐像、さらに左背後に巨大な常夜灯。灯籠の刻字、右と左の2番目は「明治三十四年旧三月十九日」、「石工 岩倉村 林亀太郎」。右4番目は「明治三十二年九月廿日建之」、「石工 舩木幸太郎」。背後の巨大常夜灯は「石工 石原熊藏 小林清五郎 小林作藏 小林久吉」、年号は社頭の由緒書に「明治三十五年」と記してありました。
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足裏から耳頂まで58cmの狐像、安山岩製か?。盤座が台座に嵌め込まれ、台座は小判型。刻字は「文化十四丑秊七月吉辰」。
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随身門をくぐると20m先に拝殿、両脇に灯籠3対と狛犬。左右の1番目は変わった形、台座が四角算盤型、竿は四角竹型。刻字は右が「延享三年寅九月吉日」、左が「延享四年卯正月吉日」。右の2番目は「明治三拾六年八月吉日」、「当村 石工 舩木万藏」、願主が岩倉なので岩倉村。左の2番目は「昭和七年四月三日」、「石工 舟木貞藏」。左右の3番目は「宝暦十一秊辛巳三月吉日」。
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高さ94cm、立尾の出雲式座型。がしっとした体躯で堂々としています。
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顎が飛び出し豊かな顎髭が垂れ下がり、鬣も長く膝まで到達しています。胸にはこの時代特有の円弧2重線。
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顔が最も特徴があります。後ろに被る耳、高い眉、上唇の強烈なうねり、丸い奥牙。
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太い編み込みの緩いねじれ立尾。刻字は「文化二■年九月吉日」、「石切 磯右エ門」、切・磯ともに異体字か俗字と思われます。磯は少し違和感があります。磯右エ門さんの狛犬は湯梨浜町「倭文神社」にいます。
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拝殿は入母屋造平入、入母屋向拝。手前両脇には神木のクスノキ。
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向拝虹梁上の蟇股は鯉。
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社殿全景。拝殿は正確には入母屋造が十字に交差した造りです。
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瑞垣に囲まれた本殿は3間x2間の隅木を使った春日造変態に唐破風向拝。
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向拝部や身舎斗栱間に彫刻が施されています。
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唐破風懸魚は鳳凰、その下は2体の阿吽の龍。
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向拝側面。向拝柱の木鼻は正面が牡丹の籠彫、側面が見返りの獅子。繋虹梁には蟇股彫刻、右側面は琵琶に猿、左側面は鶴。奥柱の木鼻は漠。屋根下の手挟みは菊。(上が右側面、下が左側面)
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身舎の斗栱間に蟇股彫刻があります。正面、背面にそれぞれ3つ。左右側面にそれぞれ2つ。
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本殿正面。左ははっきりしないが牛若丸と弁慶、中央は二十四孝より「郭巨」、右は同じく「楊香」。
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本殿右側面。左は二十四孝より「孟宗」、右は牡丹に眠り猫。
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本殿背面。左は月に兎、中央は亀、右は葡萄に栗鼠。
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本殿左側面。右は鴛鴦(鴨かもしれない)、左は鯉。
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社叢はとても豊かです。スダジイの大木が多いです。他にクスノキ、ムクノキ、イチョウ、スギ、ヒノキ、タブ、シラカシ、イヌマキ、イヌシデなど。銘板がつけてあるので何度か樹木同定練習に来ました。

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  1. 2020/02/01(土) 23:19:09|
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