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2020/02/11
青谷町河原 「東村神社」 川六さんの手水鉢と狛犬

青谷町河原地区、県道280の東側、川向こうの地区奥に「東村神社」(青谷町河原1472)の社頭。すぐに石段が始まっています。5段上、右に海水でずいきの様な穴だらけになった自然石の灯籠、左には蓮型手水鉢。灯籠の刻字は「明治五年壬申■旬」。
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石段上から見下ろす手水鉢。大きな亀が縁に前脚をかけ身を乗り出し水を飲もうとしています。手水鉢の直径は59cm。
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細かく彫られた亀甲模様。脇には遊ぶ2匹の子亀。手水鉢、亀、亀の足場ともに一つの石から彫り出されています。並大抵な力量ではありません。刻字は「元治元年子正月日」、「河六作」。
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38段上ると参道が伸び、10m先に鳥居。刻字は「昭和十一年」、「石工 倉吉 久野正治郎」。
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鳥居から8m先に石段、20段上に随身門。
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門を潜ると苔むした下の境内。5m先、石垣の間を石段が通り、頂部右にイチョウの大木、さらに右に参籠所。
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24段上ると上の境内。正面8m先に拝殿、その手前両脇に狛犬。
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高さ1mのまっすぐ立つ自然石の上に構え型の狛犬。狭い岩場に後脚をしっかりのせています。
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右阿形。鼻面から後脚まで67cm。緊張感みなぎる大きく筋肉質な大腿。その上の尾は丸い塊を乗せている感じ。
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左吽形。尾の編み込みがはっきりしています。尾の下部、鬣下、顎下にはそれぞれ大きな渦巻毛。
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右阿形、斜めからの姿はさらに迫力があります。後退した伏せ耳、強ねじれで高い眉、鋭い牙。左前脚は玉を押さえています。
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左吽形、正面からの姿。阿形と違って静かな風貌の奥に厳しさが垣間見えます。左前脚を欠損させていて、その痛々しさが伝わり厳しさに拍車をかけている様に感じます。
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右阿形、少し下方から見上げる姿は岩場で吠えている獅子。舌部分に赤の彩色跡があります。
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左吽形、背後から。意外にもむちっとしたあかちゃんの様なお尻です。
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刻字は「安政四■丁巳二月日」、石工名は見当たらない。あおや郷土館発刊の図録「川六」にもこの狛犬は載っていません。しかしどうみても川六作にしか見えません。時代も川六さんの活躍したそのもの。FB友のK氏は左吽形の自然石のくずし文字が「河六」に見えるような気がすると。
なんとか解明しようと2回参詣し挑戦。くずし文字書籍など調べてもそのものずばりはありません。しかし何度も見ている内になんとなく読めてきました。特に読めない2文字は漢字の偏が極端にくずして左にではなく下に配置してあります。一筆書きで石工さんのサインみたいなものでしょう。
右に3文字、左に2文字。右の最初の2文字は「石工」。下は「河」、さんずいが真下で横棒だけにしてあります。左の上は特に深く刻み自己主張して「六」。下は「作」、にんべんが真下から右に跳ね上がっています。結論は「石工河六作」で間違いないでしょう。
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拝殿は入母屋造妻入、軒向拝。前にはこの地方特有の扇形の拝み石、刻字は「明治三十二旧七月日」。本殿は瑞垣に囲まれた流造。本殿脇の灯籠刻字は「天保十三年二月吉日」、本殿亀腹、瑞垣の刻字は「昭和十一年五月」、「石工 倉吉 久野正治郎」。彫刻類はありません。
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随身門背後にスギの大木。幹周りは実測4.01m。高さはレーザー簡易測定で27.39m。
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  1. 2020/02/11(火) 23:53:36|
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