カレーランチを終えたら、八東川の対岸の「意非(おい)神社」へ。場所は若桜町屋堂羅(やどら)1。
進むと道路脇に社頭が見えるがさらに先に鳥居があるので通り過ぎて鳥居側から参詣。スギを使った木製の大鳥居。いつもの癖でレーザーで高さ測定、9.25m。
鳥居を過ぎると日本一の大幟と書いてあった。竿の高さも確かに高い、これも測定してみると30.09m。
道路脇からすぐに石段。上方に横向きの拝殿が見えています。
石段途中に狛犬と標柱。
高さ72cm、花崗岩製の座型。毛並みもほとんどなく全体がつるんとしています。
右阿形は子連れ。
長方形の角張ったデザインで表情はとてもユニーク。眉毛など間近で見ると機械彫りです。
尾にいたっては毛筋さえない。刻字は「平成二年十二月吉日」。石工銘はありませんが後ほど少し知る事ができました。
29段上ると拝殿の横。社殿は全て新しいです。平成二十七年再建。
左に回り込んで正面から。入母屋造妻入、軒向拝の拝殿。参道両脇に灯籠。刻字は「天保十亥正月吉日」、「但州 石工 宋右エ門」。但州とはお隣の但馬国。
本殿はこの辺りでは珍しい切妻造平入。
この後近くの若桜町山村文化財伝習施設「たくみの館」へ。受付の方に神社のお話を聞く事ができました。狛犬は地元の石工さんで「清水」さんだそうです。清水さんは墓石専門で狛犬はこれだけだそうです。
たくみの館の横には「三百田氏住宅」。若桜町吉川から移築復元。
その隣には「無動山永福寺の山門」。若桜町長砂より移転復元。二重門形式で両脇に金剛力士像が安置されています。手前の灯籠は「正徳元年六月吉日」と古い。
鳥取神社巡り一覧
- 2020/03/07(土) 23:44:03|
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