今日もおでかけ

鳥取県の食べ歩き、巨木巡り、神社巡り

2022/03/25
米子市博労町 「勝田神社」

博労町の町中に「勝田(かんだ)神社」の駐車場。左に社号標、正面にピンク色の花崗岩製鳥居、両脇に灯籠。鳥居刻字は「文政三年庚辰九月吉日」、「兵庫 石工 長八」。灯籠刻字は「紀元二千六百年記念」。
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鳥居から真っ直ぐ参道が伸び、35m先に随身門。途中左には、手水舎と社務所。
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随身門は銅板葺き、入母屋造平入のどっしりした構え。
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門から25mで石段、参道両脇には灯籠列。全て鳥居脇の灯籠と同じ形状で年号刻字も同じ。
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15段上に二の木製鳥居、背後に拝殿。
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石段上った両脇に灯籠6対。5対は今までと同じ形状で同じ年号刻字。一番外の1対は「明和七庚寅年九月吉日」。
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拝殿の建築様式は妻角度がゆるいので大社造系を彷彿させますが、よく見ると違います。強いて言えば春日造に大きな切妻向拝。しかし設計者は出雲大社神楽殿を意図したかもしれません。
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本殿は透き塀に囲まれています。入口は起り屋根の中門。
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本殿は装飾を一切排除した質実な造りの流造。
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境内には多くの摂社・末社があります。

境内左側。

拝殿左に入母屋造平入、正面に千鳥破風、向拝は唐破風の神楽殿。絵馬奉納所で絵馬に梅の花が描かれていました。
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本殿左に宮山神社。参道が伸び、灯籠、鳥居、狛犬、社殿と続いています。灯籠の刻字は「文久三年癸亥六月吉日」。鳥居の刻字は風化して読めないです。
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盤座下から尾頂まで60cm、出雲式構え型の狛犬、かなり風化し崩壊。刻字部も剥離欠損。社殿は春日造変態。
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境内右。

拝殿右に青銅製の大きな神馬像。
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本殿右に松尾神社。社号標、亀像、鳥居、狛犬、灯籠、社殿と続いています。鳥居の刻字は「天保二年卯年八月十三日建之」と刻字のみ再刻されています。二年卯年は二辛卯年の間違いと思います。
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長さ57cm、来待石製の亀像。右はほとんど崩れています。たぶん下部に亀が彫られた社号標と一緒に奉納されたと思います。奉納は松尾神社らしく酒造組合。刻字はみつからず。
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鳥居背後に高さ66cm、出雲式座型の狛犬、阿形は子連れ。刻字は「昭和拾壹年壱月吉日」。
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流造の松尾神社社殿。
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境内のさらに右には稲荷神社。
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鳥居を潜ると覆屋内に小さな社。手前両脇にキツネ像。
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高さ68cm、来待石製のキツネ像。来待石キツネ像の特徴である首縄と台座の宝尽くし文様。
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鳥取神社巡り一覧


  1. 2022/03/25(金) 23:52:01|
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