今回のお宿は三朝温泉「
木屋旅館」さん。
2008年に立ち寄り湯でお伺いした事がありますが宿泊は初めて。

古い調度品が設えられたロビーや休憩所。


お部屋はこちら。

早速温泉へ。最初は男湯の「河瀬の湯」。長辺3.5mの湾曲した湯船。川に面していますが川は見えません。

2色のタイル張りで明るいです。深さは2段、中央青色部は深くへそ辺り。左奥から源泉が湯が注がれ、右の縁からオーバーフローしています。かなり熱くゆっくりと沈むとジンジン痺れてきます。久しぶりのガツン湯。温度計が設置してあり44.0℃を示していました。

続いて「楽泉の湯」、地下へ11段下りると脱衣所。

さらに2段下ると浴室中央に1.5mx1.5mの枡形湯船が2つ。洗い場の床は温かいです。

縁は木枠、深さは膝上10cm。底は分厚いコンクリート板が3枚敷かれ、4cm程の隙間から熱湯がわき上がる足下湧出の源泉掛け流し。
右の湯船へ、相当熱く耐えながら静かに入ります。先程よりさらに熱く、身動きできない程。温度計は45.8℃。そして左の湯船へ、足を浸けた途端あまりの熱さに瞬時に引き上げました。温度計はなんと48.8℃、とても入れる温度ではありません。右に浸かっていましたが、途中から加水しました。

浴室の右奥に飲泉可の「枕湯」。こちらも熱いです。

もう一つの地下湯「薬師の湯」、すぐに脱衣所がありそこから階段を下ります。

狭い穴ぐらの様な浴室にぽつんと湯船。

1mx1.5mのコンクリート製湯船、底にはすのこ板、2カ所隅に石臼が沈めてあります。温度計はありませんが45℃ぐらい。体は熱さに慣れたのかすんなりと入れました。一気に湯があふれて、ケロリンが浮かんで流れる程。すのこ板の隙間からかなり熱い湯がわき上がってきます。ここでも加水しじっくり浸かりました。1番落ち着く湯。

2つの地下湯は川の水面と同じで、季節によって湯量が変わり、洪水の時は埋没するそうです。
温泉の後は同じく地下にあるオンドルへ。かなり広い部屋で、床はぽかぽか、灯りはうっすら。用意されているヨガマットに寝そべっていると気持ち良くうとうとしてしまいます。

食事は別部屋です。

リーズナブルな夕食少なめプランです。

お品書きは無いので料理名は適当。
ひさご器。左から、栗のサツマイモ茶巾絞り、カニ身のかつらむき大根巻き、餅麩、バイ貝旨煮、枝豆、いなり寿司、エビ旨煮、トマトカマンベール、干し柿バターはさみ、真丈玉子焼芥子の実。節分なので赤鬼、大根の枡、お多福、人参の金棒。鬼とお多福はゆり根饅頭。

造りはカンパチ、大海老、タイ、アジ。

とても濃厚なカニ味噌豆腐。

アボカドグラタン。アボカドの種部分にミートソースが入っています。美味しいです。

豚角煮と大根、ふき味噌乗せ。薄味で大根もとろとろ。美味しいです。

ブリの治部煮。ポテトに乗っているのはドライトマトかと思いましたが一口かじって辛~。フライド唐辛子でした。

一年で節分にしか出ない恵方巻き。お汁はもずく・玉子。

うなぎ、厚焼き、かにかま、三つ葉。

マロングラッセ、マロン寒天寄せ。

食事後は再び穴ぐら湯、そしてオンドルでうとうと。
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朝食。

- 2023/02/03(金) 23:38:21|
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